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昭和歌謡メロディー譜 『17才』南沙織&森高千里

楽譜のご紹介

 筒美京平作曲。1971年6月の発売です。この夏、割とフジテレビが近かったために、同級生がサインをもらいにフジテレビに出かけてゆき、残念ながら会うことができず、その代わり、天地真理と一緒に写真を撮って帰ってきたことを思い出します。その後、篠山紀信さんと結婚するなんて、そんなことってあっていいのかと思ってしまいました。三島由紀夫の盾の会事件に次いで私の中ではショックな出来事でした。

 当時、フィリッピン人のお父さんがいて、ハーフということになっていて、そのままそれを信じていましたが、母上の再婚相手がたまたまフィリッピン人だったということだけのようです。
今回も、楽譜はイメージだけになります、著作権がありますので…。追加で森高バージョンもつけました。

楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。

南沙織バージョン トランペット楽譜
森高千里バージョン トランペット楽譜
南沙織バージョン トロンボーン楽譜
森高千里バージョン トロンボーン楽譜 
南沙織バージョン アルトサックス楽譜
森高千里バージョン アルトサックス楽譜 
南沙織バージョン フルート楽譜
森高千里バージョン フルート楽譜 

販売サイトのご案内

販売サイトはこちらです。トランペット以外に、フルート、アルトサックス、トロンボーンの楽譜もございます。

演奏例

今見ると、黒目がちの瞳や、濃い肌色など、沖縄の人の特徴的な顔立ちとわかりますが、当時はまだ、沖縄は復帰していなかったか、その直後と思います。外国扱いだったということです。ちなみに、大久保清事件もこの年でした。ちかくに『大久保清』と同姓同名の表札がかかっている家があって、なんとまあ、この家の人たちにとっては迷惑なことだろうと思って見ていました。

森高千里バージョンです。存在は知っていたものの、ちょっとイラっとした当時の記憶があります。71年バージョン、当時高校生で南沙織とほぼ同世代です。

曲の由来など

「17才」(じゅうななさい)は、南沙織の歌手デビュー・シングル。1971年6月1日発売。発売元はCBS・ソニー。

アイドル歌手・南沙織の歌手デビュー曲です。デビューへ向けたプロジェクトの中で南と作曲者の筒美京平が初めて顔を合わせた際、筒美から「何が歌えるの?」と聞かれた南が、リン・アンダーソン(Lynn Anderson)の「ローズ・ガーデン(Rose Garden)」だけ歌える、と答え、これが元になって筒美は「17才」を書いたといいます。

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デビュー曲ながら、本楽曲はオリコンの上位にランクインするヒットとなりました。また、この曲のヒットは、歌い手と同世代のファンが感情移入できる、新しいタイプのアイドル・ポップス誕生の瞬間であったと語られることがあります。いわゆる “女性ヤングアイドル” の基礎を築いたのが南沙織や同期歌手の小柳ルミ子・天地真理であったと語られる機会も多いのです。

レコード・ジャケットでは、蟹の絵がプリントされているシャツを着ているが、これは南自身が7月2日生まれの蟹座であることに由来していることからでした。本シングル盤発売時のキャンペーンでは、蟹のマークのシールが配布されています。

また、2006年6月14日発売のデビュー35周年CD-BOX『Cynthia Premium』では、BOXに同様の蟹座のマスコット模様が施してありました。

順調にヒットを記録した結果、1971年の年末には第13回日本レコード大賞新人賞・日本歌謡大賞放送音楽新人賞・新宿音楽祭金賞など様々な賞を受賞したほか、NHKの『第22回NHK紅白歌合戦』にデビューからわずか半年で出場歌手に選ばれ、紅組のトップバッターを務めました。その映像は、上記『Cynthia Premium』に収められたDVDでも見ることが出来ます。

作詞者の有馬三恵子によると、歌詞の冒頭に出てくる「誰もいない海」の舞台は、山口県防府市・瀬戸内海の富海。当時、有馬は既に40歳前後だったため、この曲がヒットしたときは周りから「40歳になってよくあのような詞が書けたね」と、半分呆れられるかように誉められたといいます。

この曲のヒット以降、歌詞や作品名に「17才」が登場するアイドル歌謡曲が多く生まれました。

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