楽譜のご紹介
正確には、ヘンデル作曲 歌劇「リナルド」から第2幕 第4場 アリア 『私を泣かせて下さい』です。
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曲の由来
この曲のもともとはオペラ『リナルド』(伊: Rinaldo)のなかの曲です。ドイツ出身のイギリスの音楽家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(ジョージ・フレデリック・ハンデル)の作曲したオペラです。
トルクァート・タッソによる11世紀のエルサレムを舞台にした叙事詩『解放されたエルサレム』が原作です。なお、同じ題材でヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが書いた戯曲に基づき、ヨハネス・ブラームスもカンタータ『リナルド』作品50を作曲しています。
「私を泣かせてください」(Lascia ch’io pianga) (アルミレーナのアリア)は、エルサレムのイスラーム側の魔法使いの囚われの身になったアルミレーナが、敵軍の王アルガンテに求愛されても愛するリナルドへの貞節を守るため「苛酷な運命に涙を流しましょう」と歌うアリアです。
割と譜面としては簡単でも、最後まできっちり吹けるとは限らず、吹ききることを目指すのにいい曲だと自分では思っています。