楽譜のご紹介
海援隊の『贈る言葉』は、1979年に発売されたシングル曲で、歌詞は武田鉄矢、作曲は千葉和臣が担当しました。この曲は、武田鉄矢が主演したテレビドラマ『3年B組金八先生』の主題歌に起用され、大ヒットしたのはご存じの通りだと思います。歌詞は失恋した時の思いを綴ったもので、ニューミュージックへの対抗心といったものを込めていたといわれています。確かに、そんなことを武田鉄矢本人がテレビで言っていたのを聞いた覚えがあります。
また、ドラマのほうは、中学生の妊娠などといった問題を取り上げていて、当時としてはショッキングな内容だったと思います。私の世代だと高校生の幼な妻がショッキングなドラマのテーマでしたが、ついに、ここまで来てしまったのかと思ったものでした。
当時の日本は、バブル経済の前夜であり、経済成長が続いていました。政治では、大平正芳首相が在任中に急逝し、鈴木善幸内閣が発足しました。この当時思ったのは、総理大臣が変わっても何も変わることはないなという風に思っていました。まだ、米ソの冷戦時代であり、その枠組みは永遠に続くものと思っていたので、漠然とそう思っていたのだろうと思います。このころ、ソ連のアフガニスタン侵攻がありました。
それから、１０年足らずで、まさかソ連が崩壊するとは思っていませんでした。そして、時代は流れその都度、ドラマは作られたのだろうと思いますが、ほぼ見ていないので、何も言うことはないですが、武田鉄矢がしぶとく生き抜いていった感があります。
楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると、販売サイトに飛びます。
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