楽譜のご紹介
1959年12月発表曲で、翌年の年末のレコード大賞を受賞した曲でもあります。
つまり、昔はヒットが1年続いていたということです。改めて、音を聞いてみると抑えた感じで、高音もきれいに出ていて、いいなあと思います(もちろん松尾和子さんのパートです。)。
楽譜にしてみたら、かなり高い音であったことが分かります。この曲も好きですが、松尾和子さんのソロ曲の『再開』のほうが好きです。楽譜はいつもの通り、さわりしかご紹介できません。
前奏、間奏ともに再現しています。 楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。
楽譜販売サイトのご案内
販売サイトはこちらです。Piascoreという楽譜専門販売サイトになります。見本はトランペット用の楽譜ですが、アルトサックス、フルート、トロンボーン用もございます。
演奏例
曲の由来など
「誰よりも君を愛す」(だれよりもきみをあいす)は、1959年12月にリリースされた松尾和子と和田弘とマヒナスターズによるシングル。松尾和子・和田弘とマヒナスターズいずれの歌手にとっても代表曲のひとつであり、1960年代に流行したムード歌謡の中でも特に有名な曲のひとつとして知られています。
作詞は川内康範、作曲は吉田正による。
当時この曲を作詞した川内康範が月刊『明星』の誌上で同名の連続小説を執筆しており、それがモチーフになっています。
レコードでは曲の一番と三番を和田弘とマヒナスターズ、二番を松尾和子がそれぞれ担当しています。しかし、テレビなどでの歌唱は時間の都合などからこの限りではないケースが多くあります。
この曲で松尾和子と和田弘とマヒナ・スターズは翌1960年の第2回日本レコード大賞を受賞しました。 またこの曲で松尾和子は1960年の第11回NHK紅白歌合戦に出場しています。また1989年の第40回NHK紅白歌合戦には松尾和子と和田弘とマヒナスターズのコンビで出場し話題となりました。
曲が大ヒットした事もあって、映画化もされ映画は大映から1960年に公開されました。映画版は翌1961年に『誰よりも誰よりも君を愛す』というタイトルで続編が作られています。また1961年と1969年には、本曲を題材にしたテレビドラマが放送されもしました。