楽譜のご紹介
この曲がなんとなく古いものとは知っていましたが、軍歌であるとは知りませんでした。私の認識では、小林旭さんのものからですが、それ以前に広く歌われていたということです。海軍小唄となっていますが、陸軍バージョンのほうがより軍歌っぽくなっています。
また、戦後すぐに田端義夫さんによって、初めて『ズンドコ節』という表現を持たされたようです。作曲者・作詞者不詳ということで、海軍小唄・軍隊小唄などとしても知られ、ゆえに作詞はいろいろなバージョンが存在するわけです。私としては、小林旭さんのものが一番好きです。
前半はオーソドックスなものにしまして、後半はジャパニーズ・シンコペーションとでも言いますか、酒飲んで酔っ払った状態とでも言いましょうか、伝統的な酒盛り歌的にしています。この曲の次は、ダンチョネ節あたりにしてみようかと考えています。もともとが、炭鉱や港湾などの街ではやっていた歌を原型に作られたといわれた曲です。その後、いろいろな歌手が歌詞を変え、歌い継がれています。日本人のDNAの中にしっかりと刻まれたリズムなのかもしれません。
楽譜が一時、消えましたが、復帰しました。