楽譜のご紹介
英語表記だと、 “Let It Snow”と思っていましたが、”Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!”としてのほうが検索に引っ掛かりやすく、一般的なようです。
この曲の作曲はジュール・ステイン(Jule Styne)、作詞はサミー・カーン( Sammy Cahn)で、1945年の7月に作られました。場所は、カリフォルニアのハリウッドで熱波が来ているときに、冷房を効かせて書かれたということです。クリスマスには全然触れていない詞の内容ですが、クリスマスシーズンになるとラジオから流れ、多くのアーティストがクリスマスのテーマのアルバムに収録されています。
この曲は1945年作曲され、すぐにヴォーン・モローによってレコーディングされていますが、その後1988年、43年もたってから、違うレコード会社から再度レコーディングされています。それは、1988年の映画『ダイ・ハード』の映画のためでした。
いくつになっても、雪が降ると、一瞬、うれしくなるのはなんでだろうと思うのですが、昨今の豪雨豪雪だと、そんなのんきなことを言えないのかもしれません。しかし、この曲を聴くたびにそんな気持ちがうまく出ている曲だと思います。
”Let it snow”とは『雪よ、降れ』で、私たちは暖かい室内にいて、いくところがないので、どんどん雪よ、降ってくれ、という歌詞です。