楽譜のご紹介
この曲は、1936年にビリー・メイヒューによって、ダンスミュージックとして書かれています。その後、ポップスとして、詞がつけられて、多くのアーディストにカバーされることになります。また、フランス版は同年か翌年になって詞をつけられています。その後、いったん忘れられますが、サムシングスミスとレッドヘッズによって1955年リバイバルしました。その年のビルボードチャートの7位まで行きました。その後、1971年、カントリー音楽として復活し、1978年にはジョンデンバーもレコーディングしています。
この曲を懐かしく感じる方も多いと思います。しかし、これは、リバイバルであって、1936年発表の曲です。たぶん、パティ・ページか、そこら辺の歌で聞いていたのだと思いますが、自然の耳に入っていて、どこで知ったかわかりません。
嘘は罪という邦題ですが、内容は、気軽に愛しているといってくれるなという意味の歌詞です。なぜなら、私はあなたのことをこんなに愛しているのだからという、想像のつく単純な歌詞の内容です。アメリカらしくストレートに表現した曲です。しばしば、アメリカの曲でこのようにあほらしいほどのストレートの歌詞の内容がありますが、好きです。テネシーワルツなんかも、びっくりするぐらいにストレートの表現です。
高校生の時に学園祭で部活の仲間でバンドを組んでこの曲を演奏することがありました。めちゃくちゃ吹きにくかったのは、もともとの曲が3拍子なのに、4拍子のアレンジで、スローなジャズ風のものだったためでした。もちろん当時はトランペットでしたので、トロンボーンでの演奏はできませんでした。ダボハゼのごとき何でも演奏するトミードーシーが吹いているかと思って検索しましたが、ありませんでした。