楽譜のご紹介
メキシコ民謡です。メキシコというと、前々回の東京オリンピックを知っている世代にはある程度の親近感があると思います、東京の次がメキシコでしたので…。しかも、子供だった私は、小学校で習う社会科の授業で、日本が世界の中でもまだまだ発展途上国とまではいわないまでも、西欧諸国には追いつかない国なのだということを繰り返し聴いていたので、逆に中南米のメキシコに、より一層親近感があったのだろうと思います。そして、次回の開催国、メキシコを紹介するテレビを見ていると、よくマリアッチの演奏が紹介されていました。トランペットでタンギングを機関銃のようにぶっ放す演奏です。この曲も、何となくそんな演奏が合うような気がします。
「エル・ランチョ・グランデ」は、メキシコの民謡であり、多くのバージョンが存在します。以下はいくつかのバージョンです:
Percy Faith & His Orchestraによるバージョン1:
1958年にリリースされたアルバム「Viva! The Music of Mexico」に収録されています。
Jorge Negreteによるバージョン2:
映画「Allá En El Rancho Grande」のサウンドトラックとして知られています。
メキシコのランチェラ音楽のクラシックで、牛の革からパンツを作る少女に恋をする牧場主の物語を歌っています。
Gene Autryによるバージョン3:
1930年代のヒット曲で、彼自身のスタイルで歌われています。