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音楽は当たり前ですが、曲を吹くことに意味があり、そんな基礎的なことをややもするとおろそかにするというのが、個人練習の悪いところです。好きなフレーズだけ、得意になって吹いてしまって、自己満足の練習になりがちです。それをすると、単なる時間つぶしで、毎日練習できる環境の人は息抜きになりますが、そうでないなら、そういう練習をして時間をつぶすべきではないと、過去の私自身の反省からいえます。全然上達しないからです。
ではどうすればいいかと、私が考えた結論ですが、簡単な曲を最後まで吹ききるということです。息と音のバランスというかそういうものを意識して、曲として完成するということが必要だと思うのです。もちろんそれに適した曲ということも必要だと思います。私の場合は、この曲でまさにそれをやるということで吹いています。その他、数曲、そのような曲を用意して、基礎練習のあとに全体的なバランスをみるために利用しています。なんてね。偉そうですが、結構いい練習になるのでお奨めします。もっともトランペットの話ですが・・・。トロンボーンもやったことがあるものとしては大して替わらないとも思います。
