楽譜のご紹介
「キスは目にして」は、1981年に発売されたザ・ヴィーナスの楽曲です。「ザ・ヴィーナス」は、1974年に結成された日本の音楽バンドです。オールディーズなどを演奏するバンドで、1980年代初頭にブレイクしました。
オールディーズというと、『アメリカングラフィティー』という映画が1973年に公開されていますが、それが日本でも1970年代後半から80年代に映画でもテレビの洋画劇場でも、再演されて、その影響で多少そのファッションなんかも、日本風にしてはやったのではないかと思います。もともとは1960年代のアメリカの白人を中心とした若者の風俗を懐かしむ映画でした。その中の挿入歌を結構聞いた覚えがあります。というのは、日本でもロカビリーがテレビが盛んに見られるようになる1960年代に流行って、テレビでも見ていたからだと思います。要は自然と耳にしていたので、なじみがあったということです。
ご存じの通り、この曲自体は、ベートーベンの作曲で、そのあとに日本語の詞をつけたもので、聞きなれていたという点では、オールデーズと共通します。作詞は阿木燿子さんでした。また、この曲は、1981年度カネボウ化粧品秋のキャンペーンソングにも起用されました。
それと、ザ・ピーナツの『情熱の花』という同じ曲をベースにした曲がこの当時はもう大人となった人たちにはなじみがあったということもありました。
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