楽譜のご紹介
この曲はとくに有名なので、だれもが知っていると思います。カバーしたアーティストは200にも上るといわれていて、クリスマスシーズンの定番曲でもあります。
もともとは、ペンシルバニア州のホーンズデールというところの出身者が、その土地の雪の降る状況を詞にしたものが始まりです。その時に、結核療養中だったといいます。その後、1934年にフェリックス・バーナードによって曲をつけ、最初に演奏したのは、リチャード・ヒンバー率いるホテルリッツカールトン楽団でした。その後いろいろなバンドが演奏し、最初の大きなヒットとしては、ガイ・ランバルドス楽団によるものでした。
子供のころ、夏休みが来ることが楽しみであると思いますが、北国では冬休みが来るのが楽しみということもあります。雪と遊ぶ感じがこの曲にあふれていて、好きな曲です。ただし、詞の意味は違うようです。外で雪と戯れるというよりは、室内で雪景色を楽しむ感じです。
私が小学校低学年の時には、もうすでに第1次南極地域観測隊(1956年)は終わっていましたが、その後の太郎次郎物語が小学生の私にも伝わっていたので、何とかあの太郎や次郎のように飼い犬を調教できないかと考えていました。ところが、我が家の飼い犬はスピッツとチンの雑種ということで、愛嬌はあるものの、脚力不足で、北国の乾いた雪にもそりを引くことができず、空回りするばかりでした。冬が来るたびにそんな数年間をくらしていました。そんな情景が思い出されます。