楽譜のご紹介
もっともクリスマスの感じのする曲です。日本名はちょっとなじみがない感じですが、これが正式名称のようです。
数十年前は確かに、白人のキリスト教徒の国という感覚が強かったアメリカです(映画作品も圧倒的に白人の映画ばかりでした)が、その土台の白人層がずっと不満を募らせていたのでしょうか。アメリカも近時、大変変わってきたという報道を目にします。
今回のこの曲は、いかにも白人のそれっぽい曲です。そもそも起源をイングランド西部の1500年代の裕福な階層が祝っていたクリスマスの中で歌われていたという曲です。
日本でいうと、室町から戦国時代のさなかというところです。そんなルーツのある曲が歌い継がれるということは、やはり文化的には、特に深い深い宗教的な部分では、まだまだキリスト教徒の白人中心の世界なのでしょう。
身内にクリスチャンもいますが、私はどうも、好きではありません。どうも、この宗教には『区別』が多すぎる。『区別』は『差別』に通ずると思うのであります。でなければ、異教徒だからという理由だけで、白人が異民族を何の躊躇もなく殺したり、内乱を起こして、殺し合わせたり、する歴史的理由がありません。その償いの形で、形だけ『差別』が悪いといったところで、不治の病です。
最近、世界的な分断の時代となるような感じで言われているのも、もとはそんなところにあり、これをまねるような風潮はよくない。なんて思いますけど、どうでしょう?