楽譜のご紹介
アヴィニョンの橋の上で(アヴィニョンのはしのうえで, フランス語: Sur le Pont d’Avignon)は、15世紀頃に作られたフランス語の歌。アヴィニョンのローヌ川に架かっていたサン・ベネゼ橋を題材にしています。
橋の正式名称は「サン・ベネゼ橋」 (Pont St. Bénézet) ですが、この歌でも歌われているように「アヴィニョンの橋」 (Pont d’Avignon)として知られています。
歌は橋の完成を祝ったものとされているが、現在は洪水などによって橋の大部分が流失、橋を渡り切ることは不可能です。また橋の幅が狭いため橋の上で輪になって踊るのも不可能で、実際には川岸で歌われています。
また、15世紀頃に作曲されたとされるが、詳細は不明。1501年に出版された楽譜『オデガドン』に収録されています。