『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』(Eine kleine Nachtmusik) ト長調 K.525は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲したセレナードのひとつです。今回は第2楽章のご紹介です。
ドイツ語でEineは女性形の不定冠詞、kleineは「小さな」の意の形容詞kleinの女性形、Nachtmusikは、Nacht(夜)+Musik(音楽)の合成名詞で、「小さな夜の曲」という意味になります。かつて日本語では「小夜曲」と訳されていましたが、今ではほとんど使われなくなっています。この題名はモーツァルト自身が自作の目録に書き付けたものです。