【無料楽譜】「悲しき天使」(Those Were The Days- Original Russian song )

世界の名曲集

楽譜のご紹介

「悲しき天使」(かなしきてんし、Those Were the Days)は、ロシア語の歌謡曲『Дорогой длинною ダローガイ・ドリーンナィユ』を原曲とする英語の歌曲です。イギリスのメリー・ホプキン(Mary Hopkin)が歌って世界的な大ヒットを収めました。

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 1968年にポール・マッカートニーが、当時18歳のフォーク歌手メリー・ホプキンをプロデュースして「悲しき天使」のシングルを発表しました。国際的にヒットし、その後さらにスペイン語版、ドイツ語版、ヴィッキーによるフランス語版(「Le Temps des fleurs」、但し邦題は「悲しき天使」のまま)もリリースされました。なお、シングル盤の「悲しき天使」は、アップル・レコードから発売された最初のレコードであり、B面にはバーズのカバー「ターン・ターン・ターン」が収録されています。また、この曲はホプキンのアルバム『ポスト・カード』(1969年)のアメリカ盤LPや再発CDにも収録されていました。

 もともとがロシアの歌謡曲だったのですが、当時は、まだソ連でしたので、亡命者が西欧諸国にもたらして、それを取り上げて、ポップスに変化したのだということです。メリー・ホプキンスの歌声が有名ですが、ディリオラ・チンクェッティもよくラジオで流れていたように記憶しています。いまはCMでよく聞くようになりました。

 英語名はThose were the daysということで、昔を懐かしむ曲のはずが、「悲しき天使」って、なにこれ?結構こんな題名が幅を利かせていたのです。よく中国のコピー商品を馬鹿にしていますが、50年ぐらい前には、日本でも売れれば何でもいいという時期があったのだと思います。「悲しき」や「嘆きの」などなど、意味なんかどうでもいいという付け方です。それにしても「天使」はないでしょう。

 「悲しき」「嘆きの」「恋は(の)」「愛の」「涙の」などの形容詞がヒットの条件のようになっていた時期がありました。特に洋楽のタイトルや洋画のタイトルに多かったように思います。「天使」ということでいえば、「二人の天使」「天使のささやき」「私だけの天使」、もっともっといっぱいありますが、さすがに気が引けて「エンジェル」にしたのもあって、お品がなく、節操がないと思います。そもそも天使って何かが、あいまいなので、こんなことになるのでしょう。私も知りませんけど…。

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