『スペイン組曲「アンダルシア」』はレクオーナが１９２２年に完成させた6曲からなるピアノ独奏のために作曲された中の終曲にあたります。マラゲーニャとは、南スペイン・マラガ地方に伝わる民謡で、情熱的かつ叙情豊かな小品に仕上がっています。
マラーゲーニャとは
マラゲーニャとは、スペインの民謡，また舞曲の一種で，アンダルシア地方の地中海に面した港町マラガの一帯に伝わっています。ファンダンゴの一種で，ギターによるリズミカルな前･間･後奏部，独唱による抒情的な歌の部分からなります。
作曲家アルベニスはこの形式を用いて芸術的なピアノ曲を創作し，ラベルも《スペイン狂詩曲》の中に組み入れるなど，スペイン内外の作曲家たちにしばしば取り上げられてきました。ポピュラー音楽では，ここで紹介するキューバのレクオーナ作曲の《マラゲーニャ》がよく知られています。
昔、飼っていた番犬はサイレンが鳴ると、必ず遠吠えをしていました。どんなときにも、そのあと、その遠吠えを後悔するような表情をしていて、その表情がとても印象的でかわいかった。自分の理性で抑えきれない本能をご主人さまに見せたことを後悔していますとでもいうような感じでした。この曲には、そんな性を感じさせ、魅了するような曲で、とても好きです。フェロモンを感じます。
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フルート楽譜
