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【無料楽譜】ドジェーテル作曲『インターナショナル』(Degeyter “The Internationale”)

世界の名曲集
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楽譜のご紹介

この曲はもともと19世紀末のフランスの曲で、作ったのはベルギー人のピエール・ドジェーテルという人だそうです。フランス国歌となったラ・マルセーズとともにうたわれることもあったようです。

ただ、この時代の歴史について、あまり詳しくないので、それがどうのように時代の流れで、育っていったかについては、わかりません。どうも、ナポレオン3世あたりの歴史については、ぼんやりとしていて、パリ・コミューンなどの動きもよく理解できていないので、そのうち勉強して、あげていきたいと思います。

この歌を懐かしく思う人もいるかもしれない、『インターナショナル』です。今では、全然聞きませんけれど、ソ連の国歌でもあったということです。広く共産主義、社会主義国家を中心としてうたわれていたようです。

また、それに共鳴する資本主義社会の人々にも歌われていたということです。私も聞いたことはありますが、たぶん、歌ったことがある人は、団塊世代より上の人たちだと思います。歌を歌って盛り上がって、キリスト教の教会に行って賛美歌を歌う感じがしないでもないように思えます。今だから言えることかもしれませんが、20世紀の宗教といってもいいのかもしれません。

今聞くと、どこかの大学の校歌のようにも聞こえます。東大安田講堂事件の35時間に及ぶ闘争の中で、最後にみんなで何度も歌われたという曲でもあります。

1969年のことであり、その年、東大入試は中止になったと思います。関係ないですけど…。

何も大学だけではなくて、兄弟の中に学生運動などをしている者がいる高校生の中には、大人ぶって、学生運動のまねごとをする高校生も、我が母校にはいました。無帽運動(学生帽をかぶらない)を主張して、学校の中庭にテントを張って、ハンストをしたのでした。ほぼ、誰も頼んでいないし、だいいち、男子校だし、意味ないのになあとみていましたが、思わぬ波紋があったのでした。

公立高校ならまだしも伝統ある私立高校において、その仕打ちは半端ないもので、修学旅行が危うく中止になるところでした。それじゃあまずいだろうということで、中止にはなりませんでしたが、なぜか東京の母校から、名古屋から岐阜、黒四ダムなどをみる、社会見学的な1泊ぐらいのもので終了となりました。昔、昔のお話です。

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その後、1990年からの社会主義・共産主義の実質的な崩壊がおこり、日本のバブルがはじけ、長い停滞が始まったといえるでしょう。ベルリンの壁崩壊をテレビで見たときには、これでどんなことが起こるのだろうという不安がありましたが、間違いなく世の中が変わるのだろうという予感的なものも感じました。しかし、漠然としたものでした。

しかし、少しずつですが、わかってきたのが、労働者があまり顧みられない、というか、気を遣わずにすむ社会が来るということでした。労働運動の先に革命はないし、体制を脅かすものが明確になくなったということなんだと思います。

それと、その後社会主義や共産主義国が実体としては、大失敗どころか、圧政の温床となっていたということがわかってきたことも手伝いました。というか、大いにこのことが宣伝されたと思います。

もちろん、自由主義経済の規模が膨らむのですから、競争相手が急に増えて、競争激化ということも労働者をないがしろにする要因だと思います。色々ありますが、だからといって、CEOとかいっている人に何十億も渡していることが、正常な社会なんて思えません。この反動は必ず来ると思いますが、それまでは、歌でも歌って待ちましょう。

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