楽譜のご紹介
今、結婚式にどんな曲がかかっているのか知りません。過去いろいろな曲が取り上げられましたが、木村カエラ – Butterflyが個人的には好きで、たまに吹きます。作曲やアドリブが出来ないので、なんですが、あの曲は、手を加えればいろいろな展開ができそうな曲で、面白いなあと思うのですが、・・・今のところ思うだけで、やったことはないです。突っ込みどころのありそうな曲なので、間奏に全く違ったテイストを加えるなどできそうです。ただ、著作権の問題がありますので、ここでの紹介はもちろんできません。
ワグナーの結婚行進曲の方は、何か、こじんまりした感じの、庶民的な結婚式という感じです。メンデルスゾーンの方も上げたいのですが、音域が広く、なかなか難しくて、どうしようかと迷っています。どんちゃん騒ぎなら、メンデルスゾーンのほうが向いていると思いますが…。(その後、上げました)
また、聞きかじったところによると、この曲はあんまり結婚式に演奏するのはよくないといわれているそうなので、その理由を少し調べました。
この曲は、リヒャルト・ワーグナー作曲のオペラ「ローエングリン」の中で演奏される楽曲です。実際には「婚礼の合唱」とも呼ばれています。しかし、なぜこの美しい曲が結婚式で避けられることがあるのか?
理由1:ドラマの悲劇的な結末を予感させる性質
この曲は、騎士ローエングリンと王女エルザの婚礼の儀の場面で演奏されます。ローエングリンは素性を明かせない身分であり、エルザにそのことを聞かない約束で結婚します。しかし、エルザは国を乗っ取ろうとした妖術師にそそのかされ、結婚初夜に禁を破り、ローエングリンの素性を問い詰めてしまいます。結果として、ローエングリンは素性を明かし、「知られたからには去らねばならない」とエルザの元を離れてしまいます。この悲劇的な展開から、この曲は結婚式の場で演奏するには不適切とされています。
理由2:ドイツの教会での禁止
ドイツでは、この曲をオルガンで結婚式に演奏することを禁止している教会もあります。その理由は、劇中で結婚した2人が最終的には別れることになるため、この音楽が結婚式の場で演奏されることは避けるべきだと考えられているからです。