【トロンボーン用無料楽譜】ベッリーニ作曲『オペラ「ノルマ」より清らかな女神よ』(Bellini Norma Casta Diva)

クラシック曲集
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演奏例

Casta Diva (Maria Callas)
マリア・カラスです。まるで息をはいているようには見えませんが、音は広がっています。

楽譜のご紹介

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このオペラの概略

この曲の出てくる場面については、アルトサックスのところでご説明しました。このオペラは2幕で、その最初の1場面に現れるのです。概略を言いますと、ローマの支配下のガリアのお話です。

そこで、ローマ総督と地元の指導者(ノルマ)が許されない愛をはぐくみ、子供まで設けていました。しかし、総督のほうは若い地元女性に気が向いてしまったという結構ある話です。

その後のお話は、この若い女性アダルジーザが指導者であるノルマに、私は道ならぬ恋に陥った、どうか許してくださいと告白したところ、ノルマも私もなのよと応じ、友情を結ぶのです。

そんなところにひょっこり当のローマ総督が現れたものだから大変。だいたい、この辺も古今東西変わらず、ローマ総督は大悪党として、2人の女性に責められる羽目になる。

すっかり失望したノルマは子供と一緒に心中しようとしたが、当の若い女性にやめるように、私が身を引くように言って、とどまります。

ところが、それを若い女性アダルジーザから聞いた総督はそれでも若い女性のほうをとろうとします。

そうなると、憎きはローマ総督。ノルマは総督を拘束し、若い女性アダルジーザと別れるなら、生かしてやろうといいますが、総督は譲ろうとしなかった。

失望したノルマはガリア人の集団の前で自ら裏切り者として名乗り、火刑にかかるのです。

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