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第２楽章はベートーヴェンの書いた最も有名な楽章のひとつです。ヴィリバルト・ナーゲルはベートーヴェン全作品中でも指折りの音楽と評価しており、マイケル・スタインバーグはこの楽章のために「ハープシコードの所有者は最寄りのピアノ屋に駆け込んだに違いない」と述べています。美しく、物憂い主題が静かに奏で始められるところがポイントでしょう。
さすがに、これをトロンボーンで吹くような人はなかなかいないのか、Youtubeなどでもありませんでした。ピアノを習っている人ならば必ず通る道のこの曲も、そういった意味では、一般的ではないなんてことも言えそうです。20年ほど前に、NHKでベートーベンのピアノ曲をひこう、みたいな番組をやっていて、こちらの曲を取り上げていました。それをただ見るのが好きだった時期がありますが、へえ、そうなのか、など、結構勉強になりました。ということで、ピアノの演奏をどうぞ・・・。
