フォーレは、南フランスのパミエに生まれ、9歳の時にパリの宗教音楽学校に入学し、サン=サーンス等について学んでいます。32歳から約20年間、聖マドレーヌ教会のオルガニストを、後に楽長を務めます。そしてパリ音楽院の院長にもむかえられ、1905 年~1920 年まで同音楽院院長の座にありました。1924年11月4日パリにて死去します。
フォーレの歌曲でもっとも有名な曲が、この「夢のあとに《(Op.7-1)です。歌曲として、 また、ヴァイオリンやチェロの演奏でも知られています。もともと作者上詳の詩をロマン・ピュシーヌが編み直したものにフォーレが1878年に曲をつけました。