楽譜のご紹介
2014年上半期のNHKの連続テレビ小説『花子とアン』では、カナダ人女性教師の愛唱歌がこの曲という設定があり、また、同年下半期の連続テレビ小説『マッサン』では、スコットランド人であるヒロインが、この曲を口ずさむ場面がありました。それ以来ちょっとしたブームではありませんが、注目を浴びた曲です。
16世紀頃から伝えられているスコットランド民謡で、この美しい曲は、愛と別れをテーマにした歌詞が特徴で、以下のような内容です1:
“The water is wide, I cannot cross o’er,
But neither have I the wings to fly.
Give me a boat that can carry two,
And both shall row, my love and I.”
日本語訳は、八木倫明氏によって付けられ、女性歌手クミコさんがカバーしています。この歌は、愛の深さと別れの哀しみを歌い上げています。