【フルート用無料楽譜】チャイコフスキー『バイオリン協奏曲』ニ長調第一楽章(Concerto pour violon et orchestre 1mov)

演奏例
楽譜のご紹介

16分音符の並んでいる真ん中から以降の音程を下げています。B♭トランペットでは出ない音がありますので、そうしています。
フルートは出るかもしれませんので、オクターブ上げて読み替えてもいいかもしれません。→ということで、フルート用も作りました。楽譜としては尻切れトンボは変わらずですが…。
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≪バイオリン協奏曲がなぜニ調なのか≫
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35は、1878年に作曲されたヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲です。
ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスのいわゆる3大ヴァイオリン協奏曲に本作を加えて4大ヴァイオリン協奏曲と称されることもあります。
ちなみに、ヴァイオリン協奏曲をニ調(ニ長調、ニ短調)で作曲した作曲家には、チャイコフスキーのほかに著名なところとしてベートーヴェン、ブラームス、エドゥアール・ラロ、シベリウス、ストラヴィンスキー、コルンゴルト、ハチャトゥリアンなどがいるが、彼らが一様にニ調(ニ長調、ニ短調)で書いた理由のひとつには、ヴァイオリンという楽器の特性としてニ調(ニ長調、ニ短調)が一番よく鳴る構造を持っていることも考慮されたと見られます。
早い話が、トランペットの場合だと、B♭が一番響くというのと同じでしょう。