楽譜のご紹介
(調をオリジナルのものに変え、さらにオクターブ上げて、フルート用にしました。汎用性のある楽譜を後半に置いておきました。)
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≪千一夜物語のイントロダクション≫
シャフリアール王という人がいて、その王様は彼の一番目の妻の不貞を発見した怒りから、処女と結婚しては翌朝には処刑していました。殺害が続いたとき、大臣の娘のシェヘラザードは王の悪行をやめさせるために、父の反対を押し切り、王との結婚を志願しました。
シェヘラザードは自ら王と一晩を共にしました。シェヘラザードは王の閨に行くと、最愛の妹ドニアザードへの別れを告げたいと望みます。妹のドニアザードがせがむという形でシェヘラザードが夜の間中、話し続けるように仕向けました。王は横になってシェヘラザードの最初の話に聞き入り、次の話をするように言ったが、シェヘラザードは夜が明けたので口をつぐみます。そして、慎み深く、「明日お話しするお話は今宵のものより、もっと心躍りましょう」と言い興味をひきます。
そして王が新しい話を望んでシェヘラザードを生かしておいたため、千一の心躍る夜が過ぎ、その間に王とシェヘラザードは三人の子をもうけた。王妃となったシェヘラザードによって、王は説話を楽しんだだけではなく人倫と寛容をも身に付けたのでした。
そんな話がモチーフになっている曲です。