【フルート用無料楽譜】ロシア民謡「さすらいのギター・満洲の丘に立ちて」(On The Hills of Manchuria)

世界の名曲集
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演奏例

The Hills of Manchuria (English subs)

楽譜のご紹介


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曲の由来

元々がロシア民謡で、題名も『マンシューリの丘の上のモクシャンスキー連隊』というワルツの題名になっています。それは、満州の奉天( Mukden)での日本軍との戦いについて起こったことに言及するもので、ロシア軍は悲劇的な最後となったその内容です。モクシャンスキー歩兵連隊は日本軍にもかなりの数の犠牲者を出しながらも、日本軍に11日間もの間、取り囲まれていました。作曲者のシャトロフはこの戦争が終わった後、バンドマスターと作曲家として生計を立てますが、連隊が1906年にサマラ( Samara)に駐留していた間にOskar Knaube (1866-1920)と知り合って、作曲などの援助を得ます。

そのおかげで『満洲の丘に立ちて』”On the Hills of Manchuria” は大成功をおさめ、82種類ものちがったバージョンを発行しました。すぐ後に、詩人のステファン・ペトロフ(Stepan Petrov)、ペンネーム Skitaletsとして、詞をつけました。オリジナルの詞は満州に眠る敗戦兵士についての内容でしたが、第二次大戦後は違うものになりました。

B♭のところで、ギターの演奏をお聞きになれますが、本来はスローテンポのワルツです。その歌詞の内容は、敵国日本を意識したもののように聞こえます。内容はともかくも、大変美しい曲です。
オクターブ下げたin C用も追加しておきます。

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