【フルート用無料楽譜】フランス国歌『ラ・マルセイエーズ 』(La Marseillaise)Flute sheet music

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曲の由来

ラ・マルセイエーズ(仏: La Marseillaise、フランス語発音: [la maʁsɛˈjɛz] 発音例)は、フランスの国歌です。マルセイユの歌とも言います。もとはフランス革命のときの革命歌で、マルセイユの連盟兵(義勇兵)が歌って広めたことからこの名前となっています。

この歌は、フランス革命政府がオーストリアへ宣戦布告したという知らせがストラスブールに届いた1792年4月25日から翌26日の夜にかけて、市長フィリップ=フレデリク・ド・ディートリヒ男爵 (Philippe Friedrich Dietrich) の要望で、当地に駐屯していた工兵大尉ルージェ・ド・リールが出征する部隊を鼓舞するために、一夜にして作詞作曲したというのが定説です。

このとき付けられたタイトルは『ライン軍のための軍歌 (Chant de guerre pour l’armée du Rhin) 』 でした。リール大尉はこの曲を当時のライン方面軍司令官ニコラ・リュクネール元帥に献呈しました。

その後、この歌は全国にパンフレットという形で流布され、テュイルリー宮襲撃事件の約2週間前にマルセイユ連盟兵がパリ入城したときに口ずさんでいたことをきっかけとしてパリ市民の間で流行しました。このために元々の題名ではなく、現在の『ラ・マルセイエーズ』という形で定着していきます。さらに1795年7月14日に国民公会で国歌として採用されたのでした。

初期出版の楽譜に作曲者名が記されていないことなどから、作曲者は不明とされていましたが、ルージェ・ド・リールの別の詩『自由への讃歌 (L’Hymne à la Liberté) 』に曲を付けたことのある作曲家イグナツ・プライエルこそが真の作曲者ではないかという異説もあります。また、現在7節あるうちの最後の節(「子供の歌」)は同年10月に付け加えられ、ジャン=バティスト・デュボワ、マリー=ジョゼフ・シェニエ(詩人)、デュボワ神父の作だと言われていますが、フランス政府の公式見解としては7番(7節)の歌詞は作者不詳とされています。ちなみに7番の歌詞は
僕らは自ら進み行く
先人の絶える時には
僕らは見つけるだろう 先人の亡骸と
彼らの美徳の跡を!
彼らの美徳の跡を!
生き長らえるよりは
先人と棺を共にすること欲する
僕らは気高い誇りを胸に
先人の仇を討つか 後を追って死ぬのみ!

もともとがフランスの革命歌だったということで、大変勇ましい詩の内容です。フランスを意識した映画のシーンや何かでも使われる有名な曲です。もちろん、オリンピックで聞くこともあります。たまに聞くと、なにかのパロディじゃないかと思うぐらいです。

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