ついにやっちゃいました。いくらなんでも、この曲を管楽器(特に、トランペット)で吹きたいなんて思う人はあんまりいないかもしれません。しかも、出来栄えについても自信がありません。第一、相当音をいじくらないと、吹けません。
しかし、一般的に聞かれる合唱部分だけでは全然物足りないのも事実です。第4楽章の初めのところは、ぜひ五感で感じたい、その一心で恥を忍んで公開します。あとは、皆さんが好きなように、加筆していただければと思います。なお、難しすぎると感じられる方は、後半部分がよく耳にする合唱部分です。なお、楽譜は合唱付きのほうではありません。
曲の由来
ベートーヴェンがシラーの詞『歓喜に寄す』にいたく感動し、曲をつけようと思い立ったのは、1792年のことです。その時、ベートーヴェンは当時22歳でまだ交響曲第1番も作曲していない時期であり、ベートーヴェンが長きに渡って構想を温めていたことがわかります。
ただし、この時点ではこの詞を交響曲に使用する予定はなかったとされています。そして、彼の人生の最後の交響曲として作られたのが、このテーマだったということです。 ここで取り上げている第4楽章はまさに、そのシーラの詞がついています。楽譜のほうは、合唱付きのほうではないです。
交響曲第7番から3年程度を経た1815年ごろから作曲が開始された。さらに1817年、ロンドンのフィルハーモニック協会から交響曲の作曲の委嘱を受け、これをきっかけに本格的に作曲を開始したものとおもわれています。実際に交響曲第9番の作曲が始まったのはこのころですが、ベートーヴェンは異なる作品に何度も旋律を使いまわしているため、部分的にはさらに以前までさかのぼることができるそうです。
そういう格調高い音楽を適当に楽器用にいじくって作ったのが、この楽譜ということで、真に受けないようにしてください。あくまで、参考にして、加筆してご利用ください。
トランペット楽譜
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トロンボーン楽譜
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アルトサックス楽譜
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フルート楽譜
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