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へ飛ぶ
田園は初めから田園
第6交響曲は、ベートーヴェンの交響曲の中で標題が記された唯一の作品です。ベートーヴェンが自作に標題を付した例は、他に「告別」ピアノソナタ(作品81a)などがありますが、きわめて珍しいことです。とくにこの第6交響曲は、ベルリオーズやリストの標題音楽の先駆をなすものと見られています。
標題は、初演時に使用されたヴァイオリンのパート譜にベートーヴェン自身の手によって「シンフォニア・パストレッラあるいは田舎での生活の思い出。絵画描写というよりも感情の表出」と記されています。
また、各楽章についても次のような標題が付されています。
ここで取り上げている第1楽章は、「田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め」という表題がつけられています。
ひとりオーケストラ気分にはいい曲ですが、どうなんでしょうか。ちょっと調子に乗りすぎかもしれません。まあ、参考にしていただくだけでも、いいかと思っています。