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【無料楽譜】レオン・カヴァッロ作曲『マッティナータ』(Mattinata)

クラシック曲集

曲の由来

『マッティナータ』(伊: Mattinata)はルッジェーロ・レオンカヴァッロが1904年に作詞・作曲した歌曲。『朝の歌』とも訳され、レオンカヴァッロの歌曲のうち最も有名な作品です。

マッティナータとは、イタリア語で「敬愛する人物のために、その人物がいる建物の窓の下で明け方に奏される音楽」を意味し、夕方に奏されるセレナータと対をなすものです。本作は、グラモフォン社(現HMV)の求めに応じて書かれ、エンリコ・カルーソに献呈されています。1904年4月8日にエンリコ・カルーソーの独唱、作曲者自身のピアノ伴奏により最初の録音が行われました。テノール歌手のレパートリーの一つとして盛んに演奏されています。ルチアーノ・パヴァロッティの愛唱曲であり、三大テノール公演でもよく歌われました。

とっても、イタリアな感じのする曲で、独特の高揚感のある曲で好きな曲です。POPSだと、”Arrivadervi Roma”という曲がありました。映画音楽ではちょっと古すぎますが、Summertime in Venisというのがありました。

 

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マッティナータあるいは、マティナータとは、これも音楽の形式の一つで、セレナーデの真逆の内容のようです。つまり、明け方に、窓辺で歌う恋の歌ということですが、朝はいけないでしょうと思うのですが、どうでしょうか。1904年に最初の録音がされたのだそうです。私も、知ってはいても、題名まで、たどり着くのに数年かかった曲です。

何を歌っている曲か?

いかにもイタリア、ラテンの感じです。結構、単純なメロディラインながら、吹きにくい感じもする曲です。マッティナータというのは、「敬愛する人物のために、その人物がいる建物の窓の下で明け方に奏される音楽」ということです。歌詞の内容は、こんな感じです。

白い衣をまとった夜明けは
もう大いなる太陽に扉を開けて
バラ色の指で
花々を愛撫する!
あたりのものは皆
神秘的なさざめきに揺れているようだ
なのにあなたは目覚めない
私は空しく歌うばかり
あなたも白い衣をまとい
歌い手のため扉を開けてくれないか!
あなたのいない所に光は無く
あなたのいる所に愛は生まれる
あなたのいない所に光は無く
あなたのいる所に愛は生まれる

世界的なヒットになった

この曲はもともと、レコード会社から頼まれて作曲家レオンカヴァッロが1904年に、エンリコ・カルーソのために作ったか曲なのだそうです。このエンリコ・カルーソですが、たびたび出てくるこの名前について調べてみました。

テノール歌手で一世を風靡したということまでは把握していたのですが、それ以上のことは知りませんでした。彼を有名にしたのは、もちろん本人の歌声や音域の広さなどのものがあったのでしょうが、やはりそれは時代にあったのだと思います。ちょうど、彼が名声を博すると同時にレコード録音技術が発達し次々と彼が先頭になって録音をしていったことによって、世界中に彼の美声がとどろき渡ったということです。

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演奏例

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