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【トランペット用無料楽譜】ビクターヤング『デライア』 (Victor Young”DELILAH”)Trumpet sheet music

 
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楽譜のご紹介


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この曲の元となった映画、聖書の内容

この曲は映画音楽のために作られた曲で、『サムソンとデリラ』という映画のテーマソングです。旧約聖書からとった物語です。旧約聖書、士師記(ししき)によるサムソンの物語は以下のとおりです。

イスラエルの民がペリシテ人に支配され、苦しめられていたころ、ダン族の男、マノアの妻に、主(しゅ)の使いがあらわれます。彼女は不妊でしたが、子供が生まれることが告げられ、その子が誕生する以前から、すでに神にささげられたもの(ナジル人)であるので、次のことを守るよう告げられました。

ぶどう酒や強い飲み物を飲まないこと、汚れたものを一切食べないこと、そして生まれる子の頭にかみそりをあてないことの三つでした。神の使いはマノアと妻の前に再び姿をあらわし、同じ内容を繰り返しました。こうして生まれた男の子が『サムソン』でした。

サムソンは長じて、支配者側のペリシテ人の女性を妻に望み、彼女の住むティムナに向かいました。その途上、主の霊がサムソンに降り(のりうつり)、目の前に現れたライオンを子山羊を裂くように裂いてしまいます。また、ティムナの地では、女との宴席でサムソンはペリシテ人たちに謎かけをします。かけたのは衣でした。ペリシテ人は女から答えを聞きだし、サムソンにそのなぞかけの答えを言いました。衣はペリシテ人のものとなります。

しかし、窮地に立ったサムソンには、また主の霊が下って、アシュケロンで30人のペリシテ人を殺害してその衣を奪い返し、謎を解いたペリシテ人たちに渡しました。
ティムナの女の父はこの一件の後、娘をほかの男性に与えます。
サムソンはこれを聞いて、300匹のジャッカルの尾を結んで、それぞれに一つずつ松明をむすびつけ、畑などペリシテ人の土地を焼き払います。
ペリシテ人はその原因がティムナの父娘にあると考えて二人を殺しましたが、サムソンはこれにも報復してペリシテ人を打ちのめしました。
ペリシテ人は陣をしいてサムソンの引渡しを求め、支配されていたユダヤ人はこれに応じました。
ペリシテ人はサムソンを縛り上げて連行しましたが、途中で主の霊が降ると縄が切れて縄目が落ち、サムソンはろばのあご骨をふるってペリシテ人1000人を打ち殺しました。

サムソンは二十年間、士師(イスラエルの民をすくう歴代の英雄)としてイスラエルを裁きます。

その後、サムソンはソレクの谷に住むデリラという女性を愛するようになったため、ペリシテ人はデリラを利用してサムソンの力の秘密を探ろうとしました。サムソンはなかなか秘密を教えませんでしたが、とうとう頭にかみそりをあててはいけないという秘密を話してしまいます。デリラの密告によってサムソンは頭をそられて力を失い、ペリシテ人の手に落ちました。彼は目をえぐり出されてガザの牢で粉をひかされるようになってしまいました。

ペリシテ人は集まって神、ダゴンに感謝し、サムソンを引き出して見世物にしていました。しかしサムソンは神に祈って力を取り戻し、つながれていた二本の柱を倒して建物を倒壊させ、多くのペリシテ人を道連れにして死んだのでした。このとき道連れにしたペリシテ人はそれまでサムソンが殺した人数よりも多かったといいます。

この内容がどういうことを言っているのか、クリスチャンでもない私には全く不明ですが、ちょいちょい都合のいいところで、神様が現れるということと、支配された身であるということではありますが、こんなに人を殺してもいいのか、という不思議な感覚にとらわれます。戦わなければ生き残れないという世界では、何の不思議もないことなのかもしれません。しかし、理解できません。こちらが最近の映画版の『サムソンとデリラ』物語です。

演奏例

個人的にはこの曲は、長い間、クリフォード・ブラウンの演奏しか知りませんでした。漠然と、クリフォード・ブラウンのオリジナルなのかと思っていました。ところが、これが、ヤングの作品で、当然映画音楽と知ってびっくりしました。こんな感じです。

Samson and Delilah Victor Young

Clifford Brown – Delilah
このブラウンの演奏は30代の後半から40代半ばまで、何度聞いたかわからないぐらいです。アドリブの部分の楽譜も販売されています。clifford brown transcriptions で検索すると出てきます。ジャズのアドリブの部分を採譜したものは、transcripsionsというキーワードで探すことができます。探せば、結構無料のものもあります。

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