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昭和歌謡メロディー譜『よせばいいのに』敏いとうとハッピー&ブルー

楽譜のご紹介

 この曲は、1979年にリリースされたシングルで、作詞・作曲は三浦弘さんによって行われました。冒頭で表示している敏いとうとハッピー&ブルーで私は認識していたので、この三浦さんについては知りませんでしたが、初めは、『三浦弘とハニーシックス』で歌われていたようです。

 歌詞の一部を読むと当時の女性の立場がある程度想像できます。つまり・・・、

 いつまでたっても駄目なわたしね 女に生まれて来たけれど 女の幸福 まだ遠い せっかくつかんだ 愛なのに 私のほかに いいひといたなんて どうにもならない 愛だとわかっていても お嫁にゆきたい ・・・、あなたと暮らしたい 馬鹿ね 馬鹿ね よせばいいのに ・・・・。

 この1979年当時は男女雇用均等法もなく、職場には若い女性しかあんまりいませんでした。残っていた女性は、全部が全部ではないにしろ、女性特有の役職を与えられましたが、ある意味『??』の仕事でした。当時は離婚率も低く、共稼ぎというのも目標にするはっきりしたメリットが見えないような時代でした。

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 また、社内預金の金利が10%ぐらいつきましたので、まとまった金を預けてさえいれば、アッという間に、倍になりました。私も先輩社員から勧められて、社内預金を順調に増やし、その後、バブルの館(持ち家)に消えてしまいました。つまり社会としては、バブルがはじけるまでは、安定していたということがいえ、それがずっと続くと思っていたのだと思います。そんな時代のこの曲でしょう。

 この曲の連符の続くところが、特に好きで、管楽器では、なかなかこんなフレーズは吹くこともないので、珍しい曲になると思います。また、極めて日本的というか、こんな連符があるといえば、ボサノバぐらいかなあなんて思いますけど・・・・。

楽譜はトランペット、トロンボーン、アルトサックス、フルートの順に並んでいます。楽譜をクリックすると販売サイトに飛びます。

よせばいいのに トランペット楽譜
よせばいいのに トロンボーン楽譜
よせばいいのに アルトサックス楽譜
よせばいいのに フルート楽譜

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演奏例

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