【フルート用無料楽譜】田中穂積作曲『美しき天然 』(Japanese Oldies “Uruwashiki Tennen”)Flute sheet music

日本の名曲集
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演奏例

そのルーツはここにあった!!

楽譜のご紹介

オクターブ低い in C用の楽譜も追加しておきます。



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曲の由来

作曲家の田中穂積は私立佐世保女学校の音楽教師でした。その地の九十九島の美しい風景を教材にしたいと考えていました。そこで、折りよく入手した武島羽衣の詩に作曲し、本曲は誕生しました。この武島の詩は、田中の思い描いていた九十九島にぴったりだったといいます。この曲は、女学校の愛唱歌として地元では長らく親しまれてきたが、広く一般に知れ渡ったのはかなり後のことです。活動写真の伴奏や、サーカスやチンドン屋のジンタとして演奏されたことも、この曲が有名になった大きな要因の一つです。

私の認識でも、チンドン屋の定番曲でもありますし、サーカス小屋でも流れていそうな曲です。今は、チンドン屋さんも演奏も確かなものになってきましたが、昔はよく音を外したり、演奏自体もなんか変なものが多かったように思います。今は大道芸の一部として、地位を得ているようです。いかがわしさがなくなったのもちょっと残念な気もします。子供のころ、近くの都市に行くと街角に傷痍軍人の姿で片腕をさらしで巻いて隠し、松葉づえを片手に、ハーモニカで軍歌を吹きながら物乞いをする立派な体格の大人がいました。そんなみえ見えの姿でも、憐れむ人がいたからそうしていたのだろうともいます。少なくとも、昭和30年代まではいたように思います。

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