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【トランペット用無料楽譜】ドボルザークの新世界より第4楽章の冒頭(Dvorak NewWorld 4th)Trumpet sheet music

演奏例

この曲は、ドヴォルザークのアメリカ滞在中(1892年 – 1895年)に作曲されました。アメリカの黒人の音楽が故郷ボヘミアの音楽に似ていることに刺激を受け、「新世界から」故郷ボヘミアへ向けて作られた作品だと言われています。

「アメリカの黒人やインディアンの民族音楽の旋律を多く主題に借りている」という風にいわれることがありましたが、これは誤解です。それはドヴォルザーク自身が友人の指揮者オスカル・ネドバルへの手紙に書いていることでも明らかです。その中で彼はこう言っています。“私がインディアンやアメリカの主題を使ったというのはナンセンスです。嘘です。私はただ、これらの国民的なアメリカの旋律の精神をもって書こうとしたのです”と。

1893年12月15日に楽譜が出版された。初演は1893年12月16日、ニューヨークのカーネギー・ホールにて、アントン・ザイドル指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック協会管弦楽団による。初演は大成功だったと伝えられています。

日本初演は1920年12月29日、東京の帝国劇場において、山田耕筰指揮、日本楽劇協会によって行われました。

今回もクラシック曲のご案内です。トランペット用に転調しています。小学生の頃、題名が分からず、てっきりこの東洋的な出だしのところから、中東・インド・中国方面のオリエンタルな曲だとばっかり思っていました。アメリカ大陸→新世界というイメージではなかったです。コロンブスが、インドと思ったというストーリーからすると、あっているのかもと思いました。しかし、どうも、これは、上述のように、アメリカから故国へ送った音楽ということのようです。

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