【トロンボーン用無料楽譜】スメタナ『わが祖国』より「モルダウ」(Smetana – Moldau)Trombone sheet music

クラシック曲集
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【合唱】モルダウ【歌詞付き】

楽譜のご紹介

楽譜の前半は、参考のためにつけただけです。こんな感じの前置きがあって、主テーマに入りますよと言うことを表現したかっただけのものです。

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わが祖国って、どんな祖国?

スメタナというと、この曲が一番有名です。『わが祖国』ということで、チェコスロバキアがオーストリア・ハンガリー帝国の支配のもとにあった時代のことです。しかし、このチェコスロバキアについて、私は従来から訳が分からず、なんとなくもやもやする国であったことは否めません。そもそも、どのような国なのか。かくも哀愁に満ち、高鳴る気持ちを歌うその国とは?
ということで、調べました。民族的にはスラブ民族のようです。では、スラブ民族とは。発祥の地は黒海あたりにあり、そこから異民族の侵入や移動に伴ってヨーロッパやバルカン半島、スカンジナビア半島、ロシア、東欧に広がっていったのだそうです。そこんところを全くストレスなく、説明されている動画がありました。

時間がある方は、ザックリとしたチェコの歴史を知ることができるのは、こちらです。↓

中世以降はハプスブルク家の支配が長く続きました。スメタナの生きた時代は、ちょうどヨーロッパに資本主義的動きと、革命などによる自由主義的な動きがあった時代でもありました。チェコはオーストリア・ハンガリー帝国の支配下にありました。そんな時代でも、オーストリアは自由主義的な動きを抑え込むために、多数派のハンガリーだけを優遇しました。そんな背景があります。

しかし、その後もこの体制は第1次大戦後まで続き、やっと独立したかと思ったら、ヒトラーによって解体され、戦後はソ連により支配されたということです。1968年にはプラハの春と呼ばれる改革運動が起こるが、ワルシャワ条約機構軍の侵攻を受け、改革派は弾圧されました。しかし、1989年のビロード革命により共産党政権は崩壊、1993年にチェコとスロヴァキアが分離するとプラハを首都としたチェコが生まれます。

チェコといえば、80年代後半にチェコ製のトランペットが販売されていたのを記憶しています。いかにも重厚そうな感じの楽器でした。

演奏例

Vltava Band

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