【トロンボーン用無料楽譜】ドビュッシー『夢』(Debussy Reverie)Trombone sheet music

クラシック曲集
Advertisements
My Reverie-Glenn Miller Orch

楽譜のご紹介


同じ曲の
アルトサックスの楽譜のページ
フルートの楽譜のページ
トロンボーンの楽譜のページ
トランペットの楽譜のページ
へ飛ぶ

恋多き男、ドビュッシー

ドビュッシー(1862~1918)という人は、気難しい性格で、内向的かつ非社交的でした。音楽院に入学してからは伝統を破壊しかねない言動(不平不満や文句)をしていたため、ギローなど担当教師らを困らせていました。

また、女性関係においてのトラブルも絶えませんでした。

元々18歳より弁護士の人妻マリー=ブランシュ・ヴァニエ夫人(Marie-Blanche Vasnier)と8年間の情事のあと別れ、
1889年から(Rue Gustave Doré)にて同棲を続けていたガブリエル・デュポン(愛称ギャビー)とは、自殺未遂騒動の末に1898年に破局を迎えました。
同じ頃、ソプラノ歌手のテレーズ・ロジェ(Thérèse Roger)とも情通しています。

翌年にはギャビー(元同棲相手)の友人であるマリ・ロザリー・テクシエ(愛称リリー)と結婚しますが、
1904年頃から、教え子の母親、銀行家の人妻であるエンマ・バルダックと不倫関係になり、
リリー(直近の結婚した相手)はコンコルド広場で胸を銃で撃ち自殺未遂となり、離婚します(1905年)。

この事件がもとで、ドビュッシーはすでに彼の子を身ごもっていたエンマ(W不倫相手)とともに一時イギリスに逃避行することとなり、友人の多くを失うこととなります。長女クロード=エンマ(愛称シュシュ)の出産に際しパリに戻り、エンマと同棲した(1908年に結婚)。シュシュはドビュッシーに溺愛され、『子供の領分』を献呈された。(あまりにも不倫や二股がおおくて、文節が多くなってしまいました。それにしても、単なる情熱家というよりは性愛における求道者に近いでしょう。)

この曲を聴くと、必ず思い出すのが、『月の光』ですが、題名はともかく、どっちも同じ人が書いた感じが伝わってくるという曲です。しかし、作った本人の評価は『夢』(または夢想)についてはさんざんなものです。ちなみに『月の光』はすでに上げています。

演奏例

“Reverie” Claude Debussy / Univ.of Toronto Jazz Orchestra ( UTJO ); FEB.15, 2013.1080HD.

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました