【奏法さすらい記】差し歯になり、トランペットを吹く口腔内の環境は変化した

奏法さすらい記

本日も、暑いのに練習してきました。この暑さが人を減らし、公園を独り占めできるいいチャンスなんです。そして、集中力もアップするということです。風も強かったのでなおさらのことです。アー、気持ちいい。今日は、トランペットではなくて、コルネットを持っていって、練習しました。もちろん、マウスピースは共用できるようにしています(専用アダプタ使用)ので、そんなに違和感なく持ち替えが可能です。

そして、今回は、例のスーパーチョップスの秘密の図から、あのような状態を作ろうとすると、どうしても、下あごを前に出さなければうまくいかないことに着目して、下あごをもっと前に出すようにしてみました。結論から言うと、今までの前に出す程度が少なかったということがわかりました。(一時的なことかもしれませんが・・・。)

私には、トランペットをはじめて吹いているときから、前歯は差し歯に変わりまして、前歯が長くなったということがありましたので、当然、前より下あごを前に出さなければならなかったと思います。高校生ぐらいのときには、ほとんどあごのギャップについて考えることなく、調子のいいときには五線上のEまで出ていましたし、無圧力の状態も経験していたのですが、そんな状態を無意識に求めて、下あごを出すことに抵抗があったことも確かです。
まず、これで変化したのは、タンギングがかなりきれるように変わったということです。逆に言うと、今までは、下あごが後ろ気味で、かすり気味になっていたということが言えると思います。

こうなると、今度は、上唇の先っちょとの関連を探ることになりますが、それは今度のお楽しみ・・・。

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それから7年の月日が経ちました

本当に早いもので、このブログを始めて、かなり経ってしまい、いろいろなことをチャレンジしていって、ずいぶんと考え方も変わりました。当然、歳も取りました。何が決定的に違うかというと、勢いで吹くことができなくなったのです。より正確な奏法をしないと、全然ダメな時があるということです。つまり若さに任せて、勢いで楽器を鳴らすことがもうすでに相当前からできなくなった。それとともに、身体的な変化はどうしようもないので、それとうまく付き合うということと、より基本的な練習をするようになりました。このブログのこのコーナーの記事の最近のものに少しそのことが書いてあります。

 あと何年ラッパが吹けるかわかりませんが、吹けるための努力はしています。体感を鍛えたり、筋力トレーニングをしたり、は7年以上前から継続して実施しています。

 また、基礎的な練習としては、音階練習だけ、それも基本的な五線の下のGから五線の上のCまでを何度も何度も往復するということをやっています。より楽に吹くポイントを探すためにです。これが結構効き目があるように最近は感じます。

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