【アルトサックス用無料楽譜】エルガー作曲『威風堂々』第1番( Pomp and Circumstance March No.1①)Altosax sheet music

クラシック曲集
Advertisements

楽譜のご紹介

Advertisements

同じ曲の
アルトサックスの楽譜のページ
フルートの楽譜のページ
トロンボーンの楽譜のページ
トランペットの楽譜のページ
へ飛ぶ

Pomp and Circumstance 原題の意味

エルガーが生前に作曲、出版した5曲のうち、第1番から第4番は1901年から1907年にかけて作曲され、第5番は晩年の1930年に作曲されました。遺稿から見つかった第6番は未完成であり、アンソニー・ペインによって補筆・完成されたもので知られています。

原題 “‘Pomp and Circumstance” は、シェイクスピアの戯曲『オセロ』第3幕第3場の台詞
Pride, pomp and circumstance of glorious war「名誉の戦争には付物の[……]誉れも、飾りも、立派さも」(坪内逍遥訳)から取られています。

pomp とは「壮麗、華麗」、circumstance とは「儀式張った、物々しい」といった意味合いであり、『威風堂々』という題名は名訳ではあるものの相当意訳されているのがわかります。
なお『沙翁全集』第四巻『オセロ』(戸澤正保, 淺野和三郎訳、大日本図書、明治39年)の該当箇所周辺は「錦の御旗や何やかや、威武堂々の軍装束」との訳が見受けられます。

日本では単に『威風堂々』と言う場合、第1番あるいはその中間部の旋律を指すことが多い。しかし、このタイトルは行進曲集全体に与えられた題名であって、この旋律自体に付けられたものではありません。したがって、第1番の中間部をして『威風堂々』と呼ぶことは誤用に近いものがあります。

イギリスではこの旋律はもっぱら『希望と栄光の国』 (Land of Hope and Glory )と呼ばれています。BBCプロムスなどで第1番に合唱を付けて演奏されるときも『希望と栄光の国』として扱われています。

『希望と栄光の国』は「イギリス第2の国歌」、「イギリス愛国歌」と称されるほど愛されている曲となっています。

前奏ではないのですが、メロディーに入る部分のところが、まとまっている吹奏楽団の演奏がなくて、合わせるのが、非常に難しい曲だと思います。とりあえず、B♭のところに演奏の例を挙げましたので、参考にしてください。トランペットのキーで無理なく吹けるようにということで、少し低くなっていると思います。だいぶ前に、聞いた吹奏楽団の演奏でいいなと思って、楽譜にしたかったところです。

演奏例

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました