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【無料楽譜】アメリカ民謡 線路は続くよどこまでも(I’ve Been Working on the Railroad)

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楽譜のご紹介

 この曲は単純に日本で言う鉄道唱歌のようなものかと思ったら、鉄道敷設に従事する労働者の過酷な労働から発生した労働歌なんだそうです。詞の内容もいろいろで、猥歌的なものもあるようです。でも、どこか希望を持たせるような、開拓者というものを感じさせる輝かしさがあります。原題は『I’ve Been Working on the Railroad』というものです。

 I’ve Been Working On The Railroad 、1862年、エイブラハム・リンカーン大統領の命によって、アメリカを東西に結ぶ大陸横断鉄道の建設が始まりました。東からユニオン・パシフィック鉄道、西からセントラル・パシフィック鉄道が敷設工事を行ない、また、どちらの会社がより長い線路を敷設できるかも競われたということです。

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 この曲が記憶にあるのは、1960年代のテレビの『テキサス決死隊』というドラマの主題歌だったということもあります。また、印象に残っているのは、『ジャイアント』という映画に使われていたということです。いかにも、アメリカ、テキサスという感じの挿入がありました。

Giant – Rock Hudson, James Dean, and Elizabeth Taylor (1956)

この映画はTVの洋画劇場などでは見たことがあるかもしれませんが、1956年の作品ですので、知らない方も多いかもしれません。ざっとこんな感じのストーリーでした。

 テキサスに59万エーカーもの広大な土地を持つ牧場主ジョーダン・ベネディクト2世(ロック・ハドソン)が、東部の名門の娘レズリー(エリザベス・テイラー)を妻に迎える。初めてテキサスを訪れた彼女はその途方もない広さに驚き、東部とはあまりにも異なる人間の気質と生活習慣に戸惑います。夫の姉ラズ(マーセデス・マッケンブリッジ)の冷たい視線にも苦しめられ、一時は夫婦の間の絆にも危機が訪れるが、レズリーは持ち前の粘り強い性格でそれを乗り越えていくのでした。

 このレズリーに密かに心を寄せるがひねくれ者の若い牧童のジェット・リンク(ジェームズ・ディーン)。 彼は自分に対する唯一の理解者であったラズが落馬事故で亡くなり、遺言で自分に土地の一部を残してくれたことを知ります。ジョーダンは自家の農地が分割されることを嫌い、相場の2倍でその権利を買い取ることを申し出るがジェットはその土地に賭けてみることを決心する。 

 彼は油田ブームの到来を知り、自分の土地でも石油が出ると信じ、土地を抵当に石油の採掘を行うのでした。(この映画の他のシーンが出てくるページをご紹介します。資金が底を尽きかけたときついに油田を掘り当て、大金持ちになる。吹き出した原油を全身に浴びた姿で、泥酔してベネディクト家に乗り込んでレズリーに馴れ馴れしい態度を示すジェットは、夫のジョーダンに殴られるが、隙を見て彼を殴り返し、そのままトラックで逃走することに成功する。

 ジョーダンと叔父のバウリーは「もっと早い段階で奴を倒しておくべきであった」と後悔する。

 歳月は流れ、米国でも屈指の大富豪になったジェットは、私財を投じて病院建設などの慈善事業を展開し、地方の名士の仲間入りを果たした。

 これに対し本業の牧畜業がうまくいかなくなったが、やはり石油事業に乗り出し巨万の富を得たジョーダンであったが成り上がり者のジェットの成功を苦々しく思っている。

 やがてジェットは巨大なホテルを建設し、その祝賀パーティにベネディクト一家を招待する。ジェットの富に張り合うためジョーダンはダグラスDC機を新調しパーティ会場に一家で乗り込む。しかしながら祝賀パレードで娘のラズ2世が、自分に断りもなしにジェットをたたえる王女役でオープンカーに乗っているのを見て不機嫌になる。
 
 ホテルで息子のジョーダン3世のメキシコ人の新婦が人種差別を受けたこと発端として、ホテルの祝賀パーティの席で両者は対決の時を迎える。 
そして、このシーンとなるわけです。

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演奏例

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