【トランペット用ソロ楽譜】昭和歌謡シリーズ 『いつの日君帰る』渡辺 はま子

楽譜のご紹介
もともとの曲は、”何日君再来”という中国由来のものです。それも、1937年昭和12年上海で作られた映画の挿入歌として有名になり、日本語訳をつけたものを渡辺はま子さんが歌い、その翌年、山口叔子(この時点では、李香蘭)さんが歌っていました。私の年代では、戦前の懐メロということで渡辺はま子さんが歌っていたのを知っています。
最近では、映画『いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)』(2017年)の主題歌として高畑充希さんが歌っていたようですが、ずいぶんと趣が違う感じがして私は見ていません。この当時のものというのは、大変興味深いものがあって、その後のこの曲の受け止めもさまざまに変化していきます。特に、中国においては、そうです。
難しいことは抜きにして、このいかにも中国っぽい曲が本当に中国人が作ったものであるということを知ったのは、つい最近でした。蘇州夜曲などがあったため、これも日本人がはじめっから作ったものだと思い込んでいました。それではちょっとだけ楽譜をご覧ください。

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