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昭和歌謡メロディー譜『田舎のバス』中村メイコ

楽譜のご紹介

『田舎のバス』という曲は、1955年に中村メイコが歌ったユーモラスな歌謡曲です。作詞・作曲・編曲は三木鶏郎が手がけました。この曲は、田舎のバスの車掌を務める美人の女性が、バスの様々なトラブルに対処しながら、お客さんを楽しませるという内容です。

  いま改めて聞いてみると、かなり物語性がある内容で、映像的にも浮かんでくる楽しいものです。よく、小学生の時に、社会科見学や修学旅行などには教師が作った?ガリ版刷りの歌手カードを見ながらみんなでこの曲を歌っていたように思います。

 この曲を作った三木鶏郎さんは、当時を知る時によく聞く名前ですが、この曲を作ったときは41歳だったようです。確か戦後すぐの平均寿命は50代だったと思いますので、もうすぐ老年になるというところだと思います。戦前は、東京帝国大学法学部を卒業後、日産化学工業に入社しましたが、1940年に召集されて陸軍経理部の幹部候補生となったそうです。戦時中は千葉県の東部軍管区教育隊の経理室に勤務し、音楽部で『東部軍教育隊隊歌』を作曲しました。これ以外に、音楽とのかかわりがよくわからないのですが、ジャズ評論家の三木鮎郎は実弟です。多分、家庭環境として、音楽に親しむことがあったのだろうと推測します。

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演奏例

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