楽譜のご紹介
「愛の讃歌」(あいのさんか)は、フランスのシャンソン歌手、エディット・ピアフ(Édith Piaf)の歌。原題は “Hymne à l’amour”(イムヌ・ア・ラムール)。作詞:エディット・ピアフ、作曲:マルグリット・モノー。シャンソンを代表する曲として世界中で親しまれていました。
歌詞はピアフの恋の相手であったプロボクサー、マルセル・セルダンが飛行機事故で亡くなったのを悼んで作られたと言われてきましたが、セルダンの生前に書かれた物であることが判明しています。相思相愛で誰もが知る仲ではありましたが、妻子を持つセルダンとの恋愛に終止符を打つ為に書いた物だと考えられています。レコーディングは1950年5月2日。
エディット・ピアフといえば『愛の賛歌』、『愛の賛歌』といえば、エディット・ピアフというぐらい、結びついている曲です。歌詞には著作権がありましたが、曲自体には著作権失効しているということで載せました。
あまりにも有名な曲でいろいろな人が日本でもカバーしている曲です。日本版では、岩谷時子さんの歌詞で有名になり、最近では、美輪明宏さんのものが注目を集めました。原詩の内容を忠実に伝えたいという意図の下で自ら訳した日本語詞を台詞として吟じたあと、フランス語の原詞で歌うというスタイルを取っていました。