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【無料楽譜】ウィリアムズ『ベイズン・ストリート・ブルース』(Basin Street Blues)

楽譜のご紹介

「ベイズン・ストリート・ブルース」(英語: Basin Street Blues) は、スペンサー・ウィリアムズ作曲の、ディキシーランド・ジャズ・バンドのレパートリーとしてよく演奏される曲のひとつ。1926年に発表され、1928年のルイ・アームストロングの録音で有名になりました。”Won’t you come along with me/To the Mississippi…” で始まる有名なヴァースは、後にグレン・ミラーとジャック・ティーガーデンとにより付け足されたものです。

曲名のベイズン・ストリートは20世紀初期にニューオーリンズのフレンチ・クオーターで悪名高い歓楽街として知られた、ストーリーヴィルの目抜き通りを指します。ベイズン・ストリートが歓楽街になったのは1870年頃です。

この曲を聴くと、まず、懐かしさを感じます。出だしのところから、次の展開がどうなるかという期待感がわいてきます。50年代、60年代には、ルイ・アームストロングをはじめとするプレヤーが海外ツアーを盛んに行っていたようですが、その影響でラジオなどから耳にすることがあったのだろうと想像しています。4番目の動画のマルサリスの演奏も見ものだと思いますが、古いルイ・アームストロングの演奏も、これこそジャズの元みたいな感じがします。

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相当古い曲です。できたのが1926年ですから、100年近く前です。なんとかブルースとかいうのは、多くが通りや町の名前を冠していることが多いですが、こちらもそうです。ニューオリンズのベイジンストリートとは、ここです。

(地図の真ん中あたりが、該当する場所で、左を拡大したのが、右の図で、真ん中あたりにベイジンストリートがあります。)

 今回、地図で調べて初めて、こんなに入り組んだ地形であることを知りました。ここに綿花を中心とした港湾労働者が集まり、人種のるつぼの中で、いろいろな音楽がミックスしてジャズにつながっていくということで、その中の悪名高い歓楽街が、ベイジンストリートということだったらしいです。

トランペット楽譜

トロンボーン楽譜

アルトサックス楽譜

フルート楽譜

演奏例

この演奏で特に有名なのは、やはりルイ・アームストロングのものだと思います。特に初期のものは、躍動感にあふれていて、私は好きです。楽譜も取り寄せましたが、結構難しい。また、ウィントン・マルサリスの演奏も載せてあります。ここでは、歌うトロンボーン奏者を最後につけておきました。

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