サイトアイコン アルトサックス無料楽譜

【アルトサックス用無料楽譜】コインブラ≪ポルトガルの4月≫(”Coimbra”APRIL IN PORTUGAL)Altosax sheet music

Advertisements
Advertisements

楽譜のご紹介

同じ曲の
アルトサックスの楽譜のページ
フルートの楽譜のページ
トロンボーンの楽譜のページ
トランペットの楽譜のページ
へ飛ぶ

原曲はファド、・・・・ファド?

原曲のファドは、1947年に作詞、作曲されたが、1953年にフランス語の歌詞がついてシャンソン、「ポルトガルの四月/Avril au Portugal」として、「イヴェット・ジロー/Yvette Giraud」が歌って大流行しました。

では、ファドとは何か。ファド(ポルトガル語: fado [ˈfaðu])は、ポルトガルに生まれた民族歌謡をいいます。

ファドとは運命、または宿命を意味します。1820年代に生まれ、19世紀中ごろにリスボンのマリア・セヴェーラの歌によって現在の地位を得ました。

イタリアにカンツォーネ、フランスにシャンソン、アルゼンチンにタンゴ、ブラジルにサンバがあるように、ポルトガルにはファドがあるという具合です。主に「Casa de Fado」と呼ばれる(または「Casa do Fado」)レストランなどで歌われる大衆歌謡で、主にポルトガルギター(ギターラ)と現地ではヴィオラと呼ばれるクラシック・ギター(スチール弦使用)、(時には低音ギター(ヴィオラ・バイショ)が加わる場合もある)で伴奏されます。

日本では、ファドは女性が歌うものとの認識が強いようだが、実際には性別に関係なく歌われる。また、ファドは暗く悲しいものだという誤解をもって紹介されることも多いが、我が町を賛美したり、街のうわさ話などを題材とした陽気なファドも数多くあるのだそうです。

因みに、「大航海時代に帰らぬ船乗りたちを待つ女たちの歌」という起源説は、1974年まで続いた独裁政権(エスタード・ノーヴォ)の文化政策の中で作られたでっちあげです。アマリア・ロドリゲス(1920~1999)が国民的歌手として国内外で知られ、その人気は死後も衰える兆しを見せません。

首都リスボンと中北部の中心都市コインブラでそれぞれ独特のファドが育まれ、コインブラのそれはコインブラ大学の学生たちのセレナーデとして存在している。日本でよく語られる「リスボンのファドは暗く、コインブラのファドは明るい」という説も、大きな誤解です。

演奏例

ファドの女王と呼ばれた歌手、アマリア・ロドリゲスによるとこんな感じです。これがオリジナルとなると思います。

そういえば、こんな人もいました。

julio iglesias – abril en portugal
モバイルバージョンを終了