【アルトサックス用無料楽譜】スコットランド民謡『蛍の光』(Auld Lang Syne)Altosax sheet music

世界の名曲集
Advertisements

演奏例

楽譜のご紹介

Advertisements

同じ曲の
アルトサックスの楽譜のページ
フルートの楽譜のページ
トロンボーンの楽譜のページ
トランペットの楽譜のページ
へ飛ぶ

せっかくなので、この物語のあらすじは、こんな感じでした。(なおこちらは3拍子です。楽譜は4拍子。また、3拍子で演奏されています。今はどうか知りませんが、百貨店やスーパーなどの年末の閉店時には、今年も無事すぎました、また来年もよろしくという意味で、3拍子のこの曲が流れていました。)

舞台は、第一次世界大戦中に遡ります。イギリス軍将校のロイ・クローニン大尉(ロバート・テイラー)とバレエの踊り子マイラ・レスター(ヴィヴィアン・リー)はウォータールー橋でめぐり会います。空襲警報で逃げ遅れたマイラとともに、2人は地下鉄の駅へ逃げ込み体を寄せ合うのでした。明日戦地へ向かうというロイに、マイラはビリケン人形を渡します。その夜、マイラの舞台を観たロイは、彼女を食事に誘いました。その手紙がばれて、マイラはバレエ団長のマダム・キーロワに嫌味を言われます。

その夜、2人はキャンドルライトクラブで、ロマンチックなひと時を過ごします。閉店前、最後の曲は『別れのワルツ』(「オールド・ラング・サイン」/「蛍の光」のアレンジ)。演奏の終わりに近づくにつれ、楽団は少しずつキャンドルを消していきます。2人はダンスをしながら、ついに口づけを交わすのでした。

翌日、ロイの出征が2日延期されたことから、2人は結婚の約束をします。ロイの上官や親戚の許可もあっさりとれましたが、結婚式だけは午後3時以降はできないという法律により翌朝に延期されました。しかし、その夜ロイは突然の召集で戦場へと向かうことになりました。マイラは見送りに駆けつけますが、ほんの一目姿を見ただけに終わってしまいます。さらに、彼女はバレエ公演に遅刻し、解雇もされてしまいます。親友のキティも兼ねてからの不満をマダム・キーロワにぶつけ、ともに辞めるこちになります。

2人は仕事が見つからず、生活は貧しかった。ある日、ロイの母マーガレット夫人(ルシル・ワトソン)がロンドンに上京しマイラに会いに来るという。マイラは精一杯身なりを整えて、喫茶店で待ち合わせるが、たまたま目にした新聞にはロイの戦死の情報が載っていました。気を失うほどに動揺したマイラは、ロイの母との会話も不調に終わっていまいます。以降体調を崩したマイラは、キティがレビューの踊り子ではなく娼婦として生計を立てていることに気付いてしまいます。ウォータールー橋にたたずんでいたマイラは、声をかけてきた男に虚ろな瞳で応え、ついに娼婦に身を落としてしまいます。

そしてある日、いつものように客を探しに駅で目にした光景は、何と戦死したはずのロイの姿でした。偶然の再会を喜ぶロイ。マイラは号泣する。しかし派手な化粧と胸の開いた服という、自分の身なりを恥じ、戸惑いと葛藤を隠せません。しかしロイの強い説得で、マイラはロイと結婚することを決意し、ロイの故郷スコットランドへと赴くのでした。

しかし、あまりにも幸せなひと時と、自分を善良な娘だと信じるロイの伯父やマーガレット夫人の言葉から、マイラは自分はロイにふさわしくないと思うようになり、ついにマーガレット夫人に全てを打ち明けてしまいます。夫人の部屋から出たマイラはロイと会う。ロイは彼女に、これからは一心同体だという思いを込めてビリケン人形を返します。

マイラは、翌朝置手紙を残してロンドンへ帰りました。ロイも後を追い、キティと共にマイラを必死に探します。場末の酒場や、いかがわしいダンスホール、そしてウォータールー駅へ。ロイはマイラの身に何が起きていたか理解し、彼女がもう二度と自分の前に現れないことを悟ります。その頃、思い詰めたマイラは、ウォータールー橋で軍用トラックに身を投げて自ら命を絶ってしまったのでした。事故現場にはあのビリケン人形が落ちていた。

再び1939年、「愛していたのはあなただけよ」マイラの真実の言葉を胸に、ロイはウォータールー橋を立ち去っていくのでした。おしまい。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました