【奏法さすらい記】本日のトランペットの練習テーマは再び唇の先端について考えてみました

奏法さすらい記

今日は、晴れてきたので、また練習にこれから出かけようと思います。今日の検証課題は、上唇の先端についてです。私の中では、スーパーチョップスの吹き方をどうにかマスターしようという思いと、本当にこの奏法が正しいかどうかとたまに迷うときがあります。

その最たるものが、この上唇の先端の使い方です。スーパーチョップスではここを巻き込んだりすることは基本的にはありえないのです。しかし、だいぶ前にご紹介した『トランペットのテクニック』という本によると、トランペットの演奏上で最大の問題は、この上唇の先端が出っ張っているところだというのです。後者によると、その先端を少し内側に入れるのが、その解決方法だということを言っています。

しかし、スーパーチョップスはそれを舌で支えるという感じになっています。ただ、問題は、スーパーチョップスはその解説図によるものが、昔と今では少しずつ変わってきているということがあります。それが、私を迷わせるのかもしれません。実際に練習の中で、この上唇が邪魔に感じるときがあることも確かです。しかし、あまり巻き込むと力んでしまって音を損なうということも事実としてあるということです。

だから、この巻き込む感じが程度の問題なのか、それともスーパーチョップスが言うように一切力を入れてはいけないのか・・・。今回は、少し気持ち巻き込む形でのいわば、亜流スーパーチョップスでやってみようと思います。なぜなら、前出の本の中には、全ての問題がこの上唇の先端の出っ張りにあるとまでいっていて、事実、高音域になればなるほど、邪魔をする感じになるからです。だから、程度の問題として再評価しようと・・・・。下の図は横から見た図ですが、正面からみて、唇の先端をうちに少し気持ち巻くという感じでやってみるということです。横からだとこんな感じになりますが、もっと立体的に解釈しようという考え方です。
IMGP1997.jpg

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《追記》問題が解決しました。というか、今回は手応えを感じます。4年半の時間の経過がそうさせてくれました。

上の図を見てその通りと思うとともに、この図は少し不親切だとも思います。結論から言うと、結果的に上の正しい唇の形は鼻から下の部分だけで行えるモノではないと言うことです。もっと顔面の上部の筋肉を使って、上唇が図のAのようになるようにしないといけないのです。少なくとも、私の場合、出来ていませんでした。どこの部分が中心になるかは人それぞれで違うのかもしれませんが、私の場合ほほ骨付近を引き上げる感じで、しかしスマイルシステムのように唇を横に引かないような感じで行うとうまくいきます。

今《2019,10月》その検証をしていますが、まとまった形でいつか近いうちに記事にしたいと思っています。結果的にはマウスピースの変更もあるのかもしれません。また、この発想の元となった考え方もご紹介したいと思います。乞うご期待。

 

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